【CentOS】ネットワーク図作成ツールnwdiag をインストール

nwdiagとは


nwdiagサンプル

こんなようなネットワーク図を、テキストの設定ファイルから生成するためのツールです。

CentOSでのインストール手順

$ wget http://peak.telecommunity.com/dist/ez_setup.py
$ python ez_setup.py

libjpeg-devel
freetype-devel
python-lcms
lcms-devel
tkinter
tcl-devel
tk-devel

# yum install libjpeg-devel freetype-devel python-lcms lcms-devel tkinter tcl-devel tk-devel
# easy_install nwdiag
# easy_install blockdiagcontrib-cisco
# easy_install reportlab
$ vi test.diag
nwdiag {
  network dmz {
      address = "210.x.x.x/24"

      web01 [address = "210.x.x.1"];
      web02 [address = "210.x.x.2"];
  }
  network internal {
      address = "172.x.x.x/24";

      web01 [address = "172.x.x.1"];
      web02 [address = "172.x.x.2"];
      db01;
      db02;
  }
}

PNG形式での出力

$ nwdiag --font=/usr/share/fonts/japanese/TrueType/sazanami-gothic.ttf --antialias test.diag

PDF形式での出力

PDF形式で出力する事も可能です。

$ nwdiag --font=/usr/share/fonts/japanese/TrueType/sazanami-gothic.ttf --antialias test.diag -T pdf

categories IT関連, Linux/Unix, ネットワーク | scot_exist | datetime 2012年3月8日 18:53 | コメントは受け付けていません。

【SL】Scientific Linux lvコマンド RPMパッケージ

Scientific Linux 6.0 以降では、標準リポジトリに lv コマンドのパッケージが含まれていません。
そのため、ソースコードからRPMパッケージを作ってみました。

まったくカスタマイズしていませんので、別のディストリビューションでも使えるかもしれませんが、
確認は Scientific Linux 6.1 でしか行っておりません。

RPMパッケージは下記から download 可能です。

lv-4.51-1.x86_64.rpm

categories IT関連, Linux/Unix | Tags: , , , | scot_exist | datetime 2011年8月19日 02:14 | コメントは受け付けていません。

【SL】Scientific Linux マイナーバージョンアップの方法

先日、Scientific Linux 6.1 がリリースされました。
遅くなりましたが、Scientific Linux 6.0 を 6.1 にアップデートしようと思いました。
しかしながら、CentOSのように、単純に

# yum update

としても、Scientific Linux は 6.0 から 6.1 にアップデートされません。

これは、/etc/yum.repos.d/sl.repo などに記載されている、$releasever 変数の中身が 6.0 とマイナーバージョンまで指定されているためです。
(CentOSでは、6 などのメジャーバージョンのみが入っています。6 はリポジトリ上では、シンボリックリンクになっているので、マイナーバージョンのアップデートがリリースされると、シンボリックリンクの向き先が新しいバージョンへ向けられるため、自動で最新のパッケージ群を見るようになっていました。)

CentOSと違い、誤って yum update などを行っても、OSのバージョンが上がらないのはとても親切だと思います。

しかしながら、このままでは、いつまでたっても、新しいバージョンへアップデートする事が出来ません。

そのため、次のような手順で、パッケージをアップデートする必要があります。

現状のバージョン確認

Scientific Linux # cat /etc/redhat-release
Scientific Linux release 6.0 (Carbon)
Scientific Linux # rpm -q sl-release --qf '%{v}\n'
6.0
CentOS # cat /etc/redhat-release
CentOS Linux release 6.0 (Final)
CentOS # rpm -q centos-release --qf '%{v}\n'
6

queryformat(–qf) で出力をカスタマイズしていますが、「v」はVersionを表示します。
「qf」のオプションはハイフン2つのロングオプションを指定しているので注意してください。
また、rpm -qi sl-release でも確認する事が出来ます。


sl-releaseをアップデート

前述したように、Scientific Linux では $releasever 変数の中身が 6.0 になっています。
そのため、yumコマンドのオプションとして、一時的に 6.1 を指定して、sl-release パッケージのアップデートを実施します。

# yum --releasever=6.1 update sl-release
省略

先ほどと同様に、確認すると、アップデートが行われている事が確認出来ます。

Scientific Linux # cat /etc/redhat-release
Scientific Linux release 6.1 (Carbon)
Scientific Linux # rpm -q sl-release --qf '%{v}\n'
6.1

キャッシュのクリア

# yum clean all
Loaded plugins: downloadonly, fastestmirror
Cleaning up Everything
Cleaning up list of fastest mirrors

残りのパッケージのアップデート

# yum update
省略

CentOS と Scientific Linux は同じ RHELクローンですが、若干の違いはあるようです。
使用しているうちに、おそらくいくつかハマる事があるかと思いますが、ちょっとずつ、慣れて行こうと思います。

P.S. Scientific Linux の書籍って無いんですね。

categories IT関連, Linux/Unix | Tags: , , | scot_exist | datetime 2011年8月16日 01:54 | Comments (1)

【MacBookAir】2011年モデル13インチ特盛のGeekbench

とりあえず試してみた。

どうやら旧モデルの MacBook Air と比べると3倍ほどの差が出るらしい。

Geekbench MacBook Air 13

取り急ぎ報告です。

categories Apple | Tags: , | scot_exist | datetime 2011年7月30日 11:45 | コメントは受け付けていません。

【コマンド】標準出力をそのまま他のサーバへ転送する方法

標準出力をファイルに出力せず、直接sshを使ってファイル転送する方法

echo aaa | ssh 192.168.1.2 'cat > /tmp/test'


echo aaa の部分は、例えば、DBのダンプだったりでも応用可能です。

categories IT関連, Linux/Unix | Tags: , , | scot_exist | datetime 2011年6月10日 18:12 | コメントは受け付けていません。