【CentOS】ネットワーク図作成ツールnwdiag をインストール
nwdiagとは

こんなようなネットワーク図を、テキストの設定ファイルから生成するためのツールです。
CentOSでのインストール手順
- easy_install をインストールする
$ wget http://peak.telecommunity.com/dist/ez_setup.py $ python ez_setup.py
- 必要ライブラリをインストールしておく
libjpeg-devel
freetype-devel
python-lcms
lcms-devel
tkinter
tcl-devel
tk-devel
# yum install libjpeg-devel freetype-devel python-lcms lcms-devel tkinter tcl-devel tk-devel
- nwdiag をインストール
# easy_install nwdiag # easy_install blockdiagcontrib-cisco # easy_install reportlab
- 作成
$ vi test.diag
nwdiag { network dmz { address = "210.x.x.x/24" web01 [address = "210.x.x.1"]; web02 [address = "210.x.x.2"]; } network internal { address = "172.x.x.x/24"; web01 [address = "172.x.x.1"]; web02 [address = "172.x.x.2"]; db01; db02; } }
PNG形式での出力
$ nwdiag --font=/usr/share/fonts/japanese/TrueType/sazanami-gothic.ttf --antialias test.diag
PDF形式での出力
PDF形式で出力する事も可能です。
$ nwdiag --font=/usr/share/fonts/japanese/TrueType/sazanami-gothic.ttf --antialias test.diag -T pdf
【SL】Scientific Linux lvコマンド RPMパッケージ
Scientific Linux 6.0 以降では、標準リポジトリに lv コマンドのパッケージが含まれていません。
そのため、ソースコードからRPMパッケージを作ってみました。
まったくカスタマイズしていませんので、別のディストリビューションでも使えるかもしれませんが、
確認は Scientific Linux 6.1 でしか行っておりません。
RPMパッケージは下記から download 可能です。
lv-4.51-1.x86_64.rpm


【SL】Scientific Linux マイナーバージョンアップの方法
先日、Scientific Linux 6.1 がリリースされました。
遅くなりましたが、Scientific Linux 6.0 を 6.1 にアップデートしようと思いました。
しかしながら、CentOSのように、単純に
# yum update
としても、Scientific Linux は 6.0 から 6.1 にアップデートされません。
これは、/etc/yum.repos.d/sl.repo などに記載されている、$releasever 変数の中身が 6.0 とマイナーバージョンまで指定されているためです。
(CentOSでは、6 などのメジャーバージョンのみが入っています。6 はリポジトリ上では、シンボリックリンクになっているので、マイナーバージョンのアップデートがリリースされると、シンボリックリンクの向き先が新しいバージョンへ向けられるため、自動で最新のパッケージ群を見るようになっていました。)
CentOSと違い、誤って yum update などを行っても、OSのバージョンが上がらないのはとても親切だと思います。
しかしながら、このままでは、いつまでたっても、新しいバージョンへアップデートする事が出来ません。
そのため、次のような手順で、パッケージをアップデートする必要があります。
現状のバージョン確認
Scientific Linux # cat /etc/redhat-release Scientific Linux release 6.0 (Carbon) Scientific Linux # rpm -q sl-release --qf '%{v}\n' 6.0
CentOS # cat /etc/redhat-release CentOS Linux release 6.0 (Final) CentOS # rpm -q centos-release --qf '%{v}\n' 6
queryformat(–qf) で出力をカスタマイズしていますが、「v」はVersionを表示します。
「qf」のオプションはハイフン2つのロングオプションを指定しているので注意してください。
また、rpm -qi sl-release でも確認する事が出来ます。
sl-releaseをアップデート
前述したように、Scientific Linux では $releasever 変数の中身が 6.0 になっています。
そのため、yumコマンドのオプションとして、一時的に 6.1 を指定して、sl-release パッケージのアップデートを実施します。
# yum --releasever=6.1 update sl-release 省略
先ほどと同様に、確認すると、アップデートが行われている事が確認出来ます。
Scientific Linux # cat /etc/redhat-release Scientific Linux release 6.1 (Carbon) Scientific Linux # rpm -q sl-release --qf '%{v}\n' 6.1
キャッシュのクリア
# yum clean all Loaded plugins: downloadonly, fastestmirror Cleaning up Everything Cleaning up list of fastest mirrors
残りのパッケージのアップデート
# yum update 省略
CentOS と Scientific Linux は同じ RHELクローンですが、若干の違いはあるようです。
使用しているうちに、おそらくいくつかハマる事があるかと思いますが、ちょっとずつ、慣れて行こうと思います。
P.S. Scientific Linux の書籍って無いんですね。


【MacBookAir】2011年モデル13インチ特盛のGeekbench
とりあえず試してみた。
どうやら旧モデルの MacBook Air と比べると3倍ほどの差が出るらしい。
取り急ぎ報告です。
【コマンド】標準出力をそのまま他のサーバへ転送する方法
標準出力をファイルに出力せず、直接sshを使ってファイル転送する方法
echo aaa | ssh 192.168.1.2 'cat > /tmp/test'
echo aaa の部分は、例えば、DBのダンプだったりでも応用可能です。